2025/01/05

IR作成とマイキング、キャビネット、ユニットの考察 とロマン(笑

 明けましておめでとうございます

ほぼ年に1.2回の投稿という酷い惨状ですが

お付き合いくださいw

人はコンビニエントなものに堕落していくもんですな


さて、この1年ですが

機材関係は例年に比べて少なかった様に感じます

SPユニットが少し増え

歪みのペダルをちらほら

どちらかというと

レコーディングスタジオの建築費の為にリセールを

かなりしたかとw

なんか本末転倒な様な....


2024年は

個人的にはケーブル沼とPU沼に落ち

久しぶりに溺れておりました。


さてタイトルにある

IR作成話と

それにまつわるお話しです。


以前のポストでも紹介しましたが

https://tacosounds.com/

TACOSOUNDS IR

というブランドを立ち上げまして

いまみちともたかシグネイチャー

柴崎浩シグネイチャー

渡辺格シグネイチャー

など、アーティストモデルも

リリースしました。

2025年はさらに商品数も増やしていきます。

と、宣伝も忘れずに


さて

IRを作るにあたり

キャビネットはもちろん

ユニットの違い

マイク、プリアンプの違いも大きく左右されるワケですが

マイキングもかなり重要なワケです

このマイキングなんですが

どういう音を収音するか?

が各メーカーのサウンドの違いの一つになるかと思います


デジタルデータを生成するのにも

かなりのノウハウがあるのですが

ここは企業秘密ってことでw


1.5年ほど前から

マイキングと真剣に向き合う様になり

自分の中のサウンドメイクや

価値観も変わってきました

んー

変わってきたというか

価値観が広がったという表現が合っている気がします。


今日は年始早々

新商品の制作をしていて

原点回帰というか、やはりロマンを感じつつ

好きなテーマでいきたいなと思い

SPのセレクトをしました。


まずは

私のNo1ギターヒーロー

ZakkWylde!



ムック本にあったこの写真を

何度も何度も見ていましたw

当時、親父に拝み倒して

GP1000プリを買ってもらいましたが

全くいい音がしなくて悲しかった思い出ですw

ヘッドアンプは高くて高くて(汗

8年ほど前に名古屋のコメヒョウで5万円くらいで

ツアー中に買いw

さらにもう一台ヤフオクでGet

キャビネットもオクで購入

もうロマンしかありませんw

ヘッドも今だに良い音作れたためしがありません...


あまり文献を紐解いた事ないのでアレですが

No rest for the wickedはジュビリーがメインなんじゃにかな?

なんて。。。

No more tearsリリース時のインタビューだったかで

ソロではたまにMETALTRONIX使ってる

なんて記事を読んだ記憶が、、、

1989年の初ツアー後、すぐにZakkは

JCM800にSD1というシンプルな機材に変わっていて

ただ、ユニットをエレボに入れ替えてて

なんていう記事を読んでいましたが

高校生だった当時、キャビネットなんて持ってないし

エレクトロボイス、、、

ふーーん

ってな具合でした

後にエレボからZakkモデルのエレボが出て

速攻で買いましたが、当時の私は

ヴィンテージマーシャルにV30野郎でw

箱に入れたまま倉庫の肥やしになっていました

2013年にセッションワークでツアーに出た際に

オレンジのVintageキャビに載せて使っていましたが

当時は機材の入れ替えも多くて、あまり向き合っていませんでしたが

今回、こんなテーマでしたので、1960に載せてみました


とにかくビジュ
イケイケですw
そして重たいです
本当に
重たいです
できれば持ちたくないですw


ハイ

試しに繋いでみました
どうにもこうにも良くわかりませんw

なのでいつもの

安定のプレキシでサウンドチェック!

上と下のディティールの素晴らしさよ!!
マグネットのデカさもあると思いますが
なんでしょうかこの
いらないとこは出てなくて
欲しいとこだけが

ものすごいしっかり出てる!
痛くもなく、ダブついた下もいない
MIDを出せば、良い感じでエロくなってくれる

今回、APIのマイクプリを使用し
底抜けに派手な感じでチューニングしてみました

ユニダイン57のシングル
VR-1のシングル
それぞれのミックス


421のシングル
ゼンハイも作りました

57とVR1のミックスと
421のシングルが個人的には胸キュンです

ズンズン歪んでるのに向いてる
みたいな見え方してますが、決してそんな事なくて
クリーンクランチも抜群に良いです!


そして
これは個人的に新境地なのですが
昨年、お隣の会社
CULTの社長
細川くんから譲ってもらった

ALTEC 417-8C



あまり馴染みがなかったのですが
417-8Hは
サンタナの使用で有名ですな


さてALTEC使用のプレイヤーで好きなプレイヤーといえば
ランディロースです
Ozzyのスタジオ盤は正直あまりよく分からないですがw
Blizzard of Ozz tourのLive音源を聴くと
切り裂く様なToneとなんともいえないコンプレッション感のある
生生しいサウンドが聴けます

さて
手元に2機ありますので
直列16Ωで繋ぎチェック

うーーん
なんとも地味で
もっと来いやコラ!!

ってな感じですw
いや
これね、
エレボの後だからじゃね?
って話もあるんですがw

うーん
まあいいやと
コントロールルームに行き
マイキングのチェック

え?
え??

ナニコレ
めちゃくちゃ良いじゃないの!
独特な中域がまさにランディっぽい!w
下は出過ぎず、でもオケ中で弾いてみたらしっかり欲しい位置にいる
セオリー通りのキャップエッジ狙って
(キャップエッジと言ってもフラムのどの位置にエッジを置くかで全然違う)
微調整

おーーー!!
哀愁感のある派手さ(ナニソレw)
LPのフロントで弾いてみても
甘いToneに埋もれる事なく上も出てくれます

線が太くて
クリーンクランチもウォームなtoneでいい感じです。

発売まで少々お待ちくださいー




余談ですが
1989年の3月1日
15歳の寒河江少年は
横浜文化体育館にいました

そう
Zakk初来日のOzzyのLiveです
Jake期以降しか聴いていなかった寒河江少年は
全く知らない曲
1曲目のI don't knowに完全ノックアウトでした
まさにI don't knowですw
ミラクルマンから始まるかと思ってたw


お次は
みんな大好きなプレキシタイム

年末に某所で
久しぶりにJTM-50を弾いてきまして
25年くらい前に持ってましたが
金欠で手放してしまい
後悔しているものの一つです

サイズ可愛いw
サウンドはまさにVintageマーシャル!
アンガスヤング系のサウンドですね
久しぶりにこれ系のサウンド聴いて

重い腰を上げて
ユニットの交換を



そう
S&Pにグリーンバック載せましょう
ってワケで

プリローラグリーンバックに換装です
25wと20wのコンビネーションなんですが
今回狙うはマニアな20wの方w
ヘンドリクス好きな人は萌でしょうw



久しぶりにバックパネル開けて思ったけど
バッフル板と繋ぐ棒が
70年代以降のソレの倍くらいの太さがある

サウンドはもう
言わずもがなですわ
単板のバックパネルとの相性も抜群です!
ブラックバックの上の伸びももちろん大好きですが
これはこれで腑に落ちるというか
コレだよね
って音がします


そして今回初めて使ってみた

beyerdynamic のM-160

https://beyerdynamic.co.jp/product/m-160/


これには感動した!!!

ヘンドリクスもコレだったんですねー

NEVEと組み合わせましたが

高貴なサウンドですよw


これもリリースする予定ですのでお待ちくださいー


宣伝多めですが

また書きます


ばいばい